内容説明
過疎の村が“子どもの遊びの村”に変わった。廃屋を大人からの隠れ家にした子どもたちは、乱暴にたくましく「子ども国」建設をはじめた。丸太小屋をつくり、山や川でイタズラの限りをつくす子どもたち。それを見守るひとりの青年教師。教育の管理が強まる今、教師・親にこの自然自由教育の実践を贈る。毎日新聞郷土提言賞受賞。
目次
プロローグ 子どもたちの“隠れ家”をつくろう
1(遊酔亭スタート;わが家の引っ越し戦争 ほか)
2(星とホタルとドラムカン風呂;夜ふかし合戦 ほか)
3(ドキュメント遊酔亭;連載が終わって ほか)
4(遊酔亭亭主の正体;リヤカーの小さな運転手 ほか)
エピローグ イタズラ村バンザイ
著者等紹介
早川たかし[ハヤカワタカシ]
1951年、富山市に生まれる。日本福祉大学卒業後、特殊学級、養護学校で障害児教育にたずさわり、2004年、富山大学教育学部附属養護学校を退職。同年8月、NPO法人「富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊」を設立、理事長を務める。新聞のコラムニスト、FMラジオのパーソナリティ、大学講師としても独自の子ども論を展開し、皿まわしなどを取り入れた「遊び力養成講座」を全国で行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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