内容説明
日本国憲法・教育基本法が変えられようとしているなかで、戦後第3世代へ「戦争の記憶」を引き継ぎ、「命のバトンタッチ」を!安心・信頼・協力・協同・連帯の21世紀をつくるために―。
目次
序 近現代を学ぶ意味
第1章 日本近現代学習を切り拓く(実物・絵図で学ぶ日本近現代史;なぜ現代史・戦後史を学ぶか;戦争責任・戦後責任と現代史の課題―アジアの人たちとの「和解と共生」のために)
第2章 戦争の記憶を引き継ぐ(戦争遺跡の発掘が現代に問う課題―陸軍登戸研究所の調査・研究と平和教育の課題;戦争を掘り起こす―歴史教育者協議会の取り組みを中心に;戦争遺跡をどう活用するか ほか)
第3章 平和を創造する力を養う(「平和の学力」をどう育てるか―どう問いかけ、思考させるか;現代の戦争と平和教育の課題;平和を創る力をどう育てるか―安達喜彦氏の平和教育と現代の課題 ほか)
著者等紹介
渡辺賢二[ワタナベケンジ]
1943年秋田県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。明治大学文学部非常勤講師。元法政大学第二高等学校教諭。前歴史教育者協議会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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