内容説明
あの日、東京大空襲で15歳のぼくは極限状況に…下町深川で過ごした15年戦争の時代、そして10万人が殺戮された3月10日の惨劇を、加害と被害の視点で語り継ぐ。―戦争への跫音が高まるなかで。
目次
ふるさと深川
東京大空襲・戦災資料センター
二鹿物語
お隣さん
夏の日の初恋
教育勅語と遊郭
赤城の子守唄
細川嘉六
風と共に去りぬ
カウント・ダウン
「命日」の三月十日
終戦
著者等紹介
槐一男[エンジュカズオ]
1929年、東京深川生まれ。東京都立大学人文学部卒業。元東京都立大学・和光大学講師(社会科・地理歴史科教育法)。歴史教育者協議会(歴教協)会員・文芸同人誌『茜』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。