内容説明
この一冊に介護保険を活かす知恵がつまっている。医師・看護師・ヘルパーの連携プレイで在宅介護はもっと明るく、楽しくできる!大阪・旭区でチームを組んで奮闘するひとたちのリポート。
目次
序 大阪の下町に生まれた“高齢者天国”
1章 介護保険に救われた!(一人暮らしの老父にピッタリはまった介護保険;忘れられない入浴体験;うつ病の老妻を甦らせた地域の介護力)
2章 ボケはこわくない(大事にしてもらったから、大事にしてるだけ;亡き夫と風船をつく日課;四十年間の闘病生活を救った訪問医療)
3章 介護で浮きでる家族関係(どうしたら姑を気持ちよく介護できるのか;姑の死がもたらした苦悩と夫婦の相克;入院を拒否して、自分の腕の中で最愛の母を看とった息子)
4章 人間の最期をどうするか?(精一杯生きたから精一杯死ぬのや;七転び八起きで歩けるようになった意志の力;献身的な妻の介護をヘルパーが支えて)
著者等紹介
早川裕子[ハヤカワヒロコ]
1940年生まれ。岐阜県郡上八幡出身。名古屋大学文学部卒業。高校教諭、海外在住、女性誌『わいふ』編集をへて、現在ノンフィクションライター。専門学校英語講師
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