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内容説明
ヤングアダルトサービスという言葉は、ティーンエイジャーをさす言葉として、主に公共図書館、学校図書館で使われ始めている。この言葉がアメリカから日本に入ってきて、20年ほどがたった。サービスの実践経験としては始まったばかりのサービスである。そのなかで、先駆的な役割を担ってきた著者は98年に亡くなった。その論文をまとめることは、日本におけるヤングアダルトサービスの発展を跡づけるとともに、これからサービスを始めようとする人びとにとっては、恰好の入門書となるであろう。
目次
1 プレサービス期(ヤングアダルト・サービス私史;公共図書館における青年サービスと資料)
2 サービス実践期(年表とエピソードでつづる江東図書館のヤングアダルト・サービスの歩み;ヤングアダルト・サービス―アメリカの文献と動向 ほか)
3 サービス拡大期(ヤングアダルトサービスの概要;ヤングアダルト資料の特色 ほか)
4 レファレンス(調べて探して見つけ出す)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読生
1
日本の図書館のヤングアダルトサービスの草分け、半田雄二さん。 そんな人がいたことすら知らないままに、ヤングアダルトサービスなんてなかった頃の図書館で、一般書の中から自分の年代向けの本を漁った日々。 だからこそ見つけられたものもあり、だからこそ知らないままだったものもあり。 でもどうしても大人が作るYAサービスは「教え」に走っちゃうというのは確かだなあ… 大人に対してはようよう教えきれていないのに。2024/05/09
ぽんまま
1
著者の半田雄二さんが実際にした図書館のヤングアダルトサービスとアメリカの実際を書いてあり、なるほどなぁ・・とよくわかった2011/08/13
トム
0
今度はもっと現代に密着したものを読みたい。でも歴史がわかったし、今でも通じる部分があって勉強になった。2016/10/01
まげりん
0
ヤングアダルトサービスを実際の図書館で行っていく経過がよくわかる。アメリカとの比較もわかりやすい。2012/12/27
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