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目次
1 臨床精神科学における不登校
2 不登校への誤解と今日的理解
3 不登校への具体的対応
4 子どもたちからのメッセージ
5 子どもの居場所と親の会
6 「文部省最終答申」批判
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
19
山口精神保健センター(宇部市)に勤務していた精神科医と臨床心理士による不登校論。不登校は個人の資質の問題を偏見だと主張したという意味では、当時としては数少ない著書のうちの一つと言える。競争主義的な学校という社会構造の問題を看過してはならないという主張は、今読んでも意義深い。なお、「個人の脆弱性」を不登校当事者に見出すというのが支配的な言説だとしているが、末尾にあるように「弱さ」を認められない社会というのは、差別的な社会なのだ、という見解は現代社会を考える上でも参考になる。2025/02/25
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