内容説明
“スターリン主義”というガンは、ソ連の体制のなかでどのように発生し、いつから社会主義を変質させたのか!そのガンと闘ったのは誰か?―ペレストロイカがすすめられる現在、流布されてきた「神話」は崩れ真実の歴史が見えてきた!
目次
プロローグ 真実が見えてきた
1 悲劇の序曲
2 民主主義か官僚独裁か―国家と党をめぐって
3 社会主義の経済建設をめぐって―共闘と“絶交”
4 民族の自決か併合か
5 レーニン不在の党大会―背信へのプロローグ
6 トロイカのトロツキイ排撃工作
7 労働者民主主義をめぐって
8 レーニンの「遺書」の運命
9 異端狩の勝利
エピローグ トロツキイと社会主義の再生の問題