内容説明
過去四十年にわたって、日教組が憲法と教育基本法にもとづく教育を追求し続けてきたその積極的な運動の伝統を継承し発展させるため、歴史に悔いを残さない選択をするよう、心から願わずにおれません。日教組運動一筋に生きてきました者の心からの訴えです。
目次
1章 敢言(なぜ、いま私は言うのか;日教組と私の歩み;何が日教組を弱めているのか)
2章 混迷―1986年4月~87年2月
3章 攻防―1987年3月~87年9月
4章 介入―1987年10月~88年7月
5章 宿弊(社会党一党支持と不明瞭な政治闘争資金の使途;社公合意を「支持」した日教組の運命;異例の統制処分―都教組査問と組合民主主義;国際自由労連と日教組の歴史的関係)
6章 再生(田中前委員長は何をねらっていたか;日教組右傾化のルーツを探る;闘いの課題と進むべき道;ぜひ考えてもらいたいこと)
資料篇