内容説明
20世紀中国の民衆と政治の関わりを典型的=模範的に受けとめた越劇を日本で初めて紹介する!著者は20年にわたる越劇ファン=研究者で、日本の観客がどのようにみたらよいか、その知識や心構えは何か、の視点で論を展開する。
目次
第1章 越劇の百年(「田頭唱書」から「小歌班」誕生まで;上海進出;紹興文戯女班の誕生と悪戦苦闘そして大爆発 ほか)
第2章 越劇の美しさ(越劇の文化史的特徴;越劇の文学;越劇の衣装と舞台併せて越劇における「写意」と「写実」について ほか)
第3章 越劇の楽しさ(上海で;南京で;杭州・湖州で ほか)
著者等紹介
佐治俊彦[サジトシヒコ]
1945年鳥取県生まれ。1974年東京教育大学文学研究科博士課程退学(中国古典学)。和光大学表現学部文学科教授。専攻、中国現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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