内容説明
21世紀という新しい時代には、「自分史」は確実に大きな座を占めるだろうし、文章表現の分野でも多数の素人が少数の玄人を圧倒するようになるかもしれない。それに刺激されて、次の若い世代もまた新しい表現の形をさぐりながら、この潮流に加わってくるだろう。ただ、そういう新しい潮流を生みだすためには、インターネットの利用も視野に入れて、今よりもっと広い視野が要求される。それは今のような家族とか地域とか国家とか、そういう文化を狭く限定し、抑圧しているものを乗り越えていく新しい考えが必要となる。つまり、「自分史」の未来にも、人類というものの新しい共通の課題がかぶさってくる。
目次
第1部 自分史をどう書くか(だれにも書ける自分史;自分史の方法;いよいよ出版へ)
第2部 自分史とは何か(自分史をめぐるさまざまな疑問に答える)
第3部 自分史と自費出版、自分史の過去と将来(自費出版の原点―庶民の自己表現の歴史;「ふだん記」と自分史―その歴史的な意味)
第4部 自分史資料篇(自分史年表;自分史参考文献;自分史グループ案内)
-
- 和書
- 財務会計 (第10版)