内容説明
東西冷戦下の象徴ともいうべきベルリンの壁は、東欧変革のあらしのなかで、またたくまにとり壊されていく。人びとの自由と民主主義を求める熱い心が、重く堅牢な扉を開放させた。
目次
なぜ壁はつくられたか
西ドイツから列車で東ドイツへ
チェックポイント・チャーリー
悲しみと怒りの壁博物館
ザクセンハウゼン強制収容所
民主化はライプチッヒから
ガブリエルさんの家族
東ドイツの市民生活
オーデル、ナイセ川の畔で
東・西合同のメーデー
はなやかな生活か社会保障か
東ドイツの外国人
ポツダム―グリニッケ橋
復活するかポツダム・プラッツ
東ドイツの自由選挙
選挙がもたらしたもの
これからの東ドイツ