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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
3
ナチスドイツのソ連侵攻の記述。レニングラード攻防戦の前に、ナチスがソ連のなかの村を焼き尽くしたことも記されている。先日BS世界のドキュメンタリーの「ダス・ライヒ」で出てきた話だった。読んでいて痛ましく、辛い。ところでこの本は86年発行で、「夏にベラルーシ(白ロシア)に行った」とあるので、チェルノブイリ原子力発電所事故の前の本なんだなあ…時間の流れを感じる。2018/05/11
わった
0
レニングラードの惨劇を中心に、露独戦について書いてあります。ショッキングな写真もありますが、状況は飲み込みやすいです。 一度、レニングラードを訪ねてみたいと思いました。2014/06/06
natsu
0
たった数行のメモなのに、酷く重かった。住人ごと焼き尽くされた村や、形見にと残されたパン…そして、そういうものが今観光材料として使われてしまっているという現実。戦争は悪であるとか尤もらしい結論を叫ぶ前に、この時代を生きた人を「追体験」するような心が今の、戦争を情報でしか知らない私たちの世代には必要だと思う。2011/02/17
くすのき
0
第二次世界大戦でソ連が受けた甚大な被害について知ることができる。貴重な写真が多く、ターニャの直筆の写真は胸に迫るものがあった。 ソ連とアメリカの兵士たちが平和と友好を誓った「エルベの誓い」は戦後も続いており、その誓いのために何をしているか、と毎年語り合っていることを知り感銘を受けた。2018/09/25