芝田進午遺稿集 バイオ時代と安全性の哲学―予研=感染研裁判と再移転要求運動

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876478477
  • NDC分類 498.1
  • Cコード C0036

内容説明

「安全性の哲学」が投げかける、脅威から生命を復権する課題。

目次

第1部 生命の哲学的考察と人権論(生命についての若干の考察;“Biosafety”概念についての考察 ほか)
第2部 予研=感染研裁判を闘う(人口密集地がバイオ施設の適地か;予研はなぜ裁かれるのか ほか)
第3部 バイオハザード防止に向けて(なぜ予研は病原体の危険度分類に関する情報の公開を拒否したのか;なぜ病原体を扱う実験施設とバイオ施設は排気を人口密集地に排出するのか ほか)
第4部 近代市民社会の二つの法的原理(予研=感染研実験差し止め訴訟の由来と経過;感染研とアメリカ人科学者による査察報告書署名偽造と共謀への告発 ほか)

著者等紹介

芝田進午[シバタシンゴ]
1930年生まれ。東京大学哲学科卒。法政大学教授、広島大学教授、聖泉短期大学教授を歴任。1976年に「マルクス主義研究セミナー(のちに「社会科学研究セミナー」と改称)」を主宰。1987年以来、予研=感染研の新宿移転反対闘争に従事。1989年に周辺住民と早大職員が国を相手に移転差し止めを求めて東京地裁に提訴し、原告団長を務める。第1審判決の直前の2001年3月14日に胆管がんで逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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