失明を超えて拡がる世界―GHQ研究者として生きる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876477074
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

GHQ研究者として認められた矢先の失明。挫けそうになりながらも、妻の眼を借り盲導犬の助けを得て切り開いてきた学者の道。憲法施行60周年を迎える今年、GHQ憲法草案の研究にも心血を注いだ著者が、研究の足跡と自らの半生を振り返る。

目次

第1章 GHQ研究に魅せられて
第2章 失明を告げられる
第3章 目玉の一つや二つ失っても
第4章 白杖での通勤
第5章 研究の発展
第6章 盲導犬とともに
第7章 あるがままに生きる
第8章 幻のごとき七十七年

著者等紹介

竹前栄治[タケマエエイジ]
1930年長野県に生まれる。1955年東京教育大学文学部卒業(法律政治学専攻)。1968年東京都立大学大学院博士課程修了(政治学専攻)。東京経済大学名誉教授(法学博士、占領史研究家)。元占領史研究会代表、元全日本盲導犬使用者の会副会長・法制部長、日本盲人専門家協会副会長、身体障害者補助犬法改正対策使用者団体連絡協議会会長、日本身体障害者補助犬学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋津

0
研究者として活躍されているさなかに失明という大きな困難を経験された方の自伝。迫りくる失明への恐怖や実際に視力を失ってからの葛藤、奥様や盲導犬「ネモフィラ」「エディ」、そして大学や関係する団体の人々との交流や研究や趣味の活動など、もちろん平坦な道ではなかったとは思いますが、「不便ではありましたが、決して不幸では」なかった体験について綴られています。後は何ら苦労を共有していない部外者の勝手な感想ですが、失明された一つの原因が「史料(カーボンコピーやマイクロフィルム)の見過ぎ」というのは凄まじいなと。2015/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1452440
  • ご注意事項

最近チェックした商品