内容説明
子どもの自主性を育てるには、身の回りのことを自分でさせること、複数の選択肢を与えて、自分で判断させ、選ばせて、その結果に責任をとらせるようにすべきである。この本は、子どもの教育に関心のある読者や、子育てと子どもの問題で悩んでいる親たちのために書かれた。読み切りの形式なので、気の向いたときに、好きなところから読めるように構成してある。
目次
第1章 ヒトにとって子育てとは(軽くなった父親の存在;子育てに果たす父親の役割 ほか)
第2章 いま、子どもが危ない(日本型子どもの問題と特色;「家庭内暴力」は日本で始まった ほか)
第3章 教育で子どもは変わるか(子どもをダメにする誤った教育;乳幼児期の英才教育は有効か ほか)
第4章 ダメ親にならないために(親離れができない日本の事情;親離れしないわが国の中高年 ほか)
第5章 子どもを自立させる親の姿勢(甘い親とひ弱な子どもたち;夢をもてない子どもたち ほか)