内容説明
「事実」はいまどこに行こうとしているのか？事実に接近するための大胆な歴史学者・ジャーナリスト・弁護士、三者の報告と共同の批判的討議！家永教科書訴訟・７３１部隊・「自由主義史観」、衰退するジャーナリズム、国側勝訴の行政裁判などにみられる司法の病根―浮遊する事実をどこに着地させるのか。
目次
１ 歴史・報道・裁判の現場から（事実とは何か、また、なぜ事実が問題か；歴史における事実とは何か；本多ルポルタージュ論と「事実」；裁判における「事実」とその認定の仕方について）
２ 座談会（「事実」をつかむということ―歴史・報道・裁判における事実）
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