目次
春風そよぐ陽気に合う冷たいそば―そば処・おんがえし
フォルムは独特食べてるうちに体の中が活性化―サリサリカリー
相模湖駅前長く愛され健やか肉豆腐も―かどや食堂
玉子天割ると中から黄身がT‐TKG進化―天たま家
すべてがおいしく悩ましいR‐TKG―らーめん・山猫亭
磯の香漂う生玉子入りごまさば丼―いまがわ食堂
多くの種類で幸せ海鮮ちらしシャリもいい具合―寿司・川徳
名店の焼きそばギョーザやスープ大ごちそう大会―中華料理・天龍本館
ボリューム満点おかず力爆発!無意識にお代わり―あぶり屋・きんとき
心込めて作られすべてがおいしく体に染み通る味―中国料理・煌蘭(藤沢店)〔ほか〕
著者等紹介
今柊二[コントウジ]
1967年生まれ。横浜国大卒。大学時代から17年間横浜暮らし。定食評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホークス
42
2020年刊。神奈川県の定食を食べる新聞連載の第6巻。著者もついに50代だが、ご飯は大盛りだし唐揚げもカツカレーも大好き。旨そうだと思ったのは、相模湖駅前かどや食堂の肉豆腐定食。質実で栄養満点な感じが良い。川崎の天龍本館の焼きそば餃子セットも凄そうだ。 巻末の対談4連発には先輩の泉麻人氏、後輩の刈部山本氏も登場し、定食や喫茶店を語り合う。こんな食事が好きな人は、どこか抜けていて人間らしい。今さらながら、本書はグルメ本ではなくローカルなミニコミに近いと知った。日本中、世界中どこでも誰でも成り立つ所が嬉しい2022/03/01