内容説明
2014年5月23日、1頭のフタコブラクダが静かに息を引き取った。そのニュースは世界を駆け巡り、獣舎は花で埋まった。世界でいちばん長生きしたラクダのはなし。
著者等紹介
ゆみちゃん[ユミチャン]
横浜生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒。博報堂勤務を経て画家(二科会)。第81回「二科展」入選。第7回「日本の絵本賞」入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
10
世界最高齢のフタコブラクダとして人気者だったツガルさんの 一生物語です。 閉鎖された青森の観光牧場で独りぼっちになったツガルさんのその後の人生。 読んでいて、なんだかしみじみとしてきてしまいました。 描き方が淡々としているからか、なんだか人間の人生とあまり変わりがないようで…。 外から見たツガルさんと、ツガルさんの心を想像した部分とが ありますが、人間だって何を考えているのかは、本人とそれを 聞いた人にしかわからない。 ツガルさんが幸せだったというのは、人間から見た願いですよね。2015/07/29
こかち
5
らくだのつがるさん。青森出身とはいえ、センスあるいい名前だ。2015/08/31
ハチコ
2
横浜の動物園に実在していたラクダのツガルさんの一生を描いた絵本。青森県の観光牧場でひとりぼっちだったところ、動物園にひきとられて人気者になったツガルさんはきっと幸せな一生だったんだろうけど、なんでかな、ちよっと物悲しさも感じてしまうストーリー。見たことのない砂漠を想像するとことかね。2015/10/29
きつかよ
0
読書感想文に選んだ本。 野毛山動物園行かなくっちゃ2017/02/23
てぽぽ
0
1,2年生に読み聞かせ