血筋はそこからはじまった

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876396252
  • NDC分類 288.2
  • Cコード C1020

内容説明

西洋人とは違い日本人は伝統的に「血」のつく言葉を嫌っていた。「血縁」「血筋」などの言葉が登場すると、家系を語るときにも血筋が重視されるようになった。日本人が「血」という言葉を受け入れるようになった要因・背景は何か、それ以後の親子・兄弟関係にどう変化を与えたか、現代人の血筋に対する意識も含め考察する。

目次

第1章 家を継ぐ正統な血筋
第2章 ある兄弟の絆と悲哀
第3章 親から託されるもの
第4章 親しい仲ほど縁が薄い
第5章 流血は信仰される
第6章 血は水よりも濃く―近松のアイデア
第7章 身内とは何か―元禄期の言葉から
第8章 家と血筋の狭間で

著者等紹介

西田知己[ニシダトモミ]
1962年鹿児島県に生まれる。1993年上智大学大学院文学研究科史学専攻。博士後期課程・単位取得退学。現在、清泉女子大学ラファエラ・アカデミア講師
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