内容説明
福祉用具事業者は、高齢者に合わせた福祉用具を提供しているのか、認知症の人に寄り添って対応しているのか、独自の調査と筆者の視点から、介護保険制度と福祉用具事業を考え、さらにそれぞれの改善点についても言及している。
目次
1部 介護保険制度における福祉用具供給体制の課題(ゴールドプラン以後の福祉用具供給体制の変遷;介護保険制度における福祉用具供給体制;民間事業者の参入動機と現状―民間事業者3社への聞き取り調査;福祉用具貸与事業の現状分析;今後に向けて―視点と方策)
2部 福祉用具サービス計画書の記載に見る、認知症高齢者の福祉用具利用
3部 介護保険制度下の福祉用具施策に関する事業者団体の役割―福祉サービス計画義務化に焦点を当てて
著者等紹介
東畠弘子[ヒガシハタヒロコ]
社会人経験の後、進学、日本社会事業大学大学院博士前期課程修了、国際医療福祉大学大学院博士課程修了。2011年4月国際医療福祉大学大学院福祉援助工学分野に開設された福祉用具管理指導者養成領域教員に着任。現在、国際医療福祉大学大学院准教授、医療福祉経営学博士、社会福祉士、厚生労働省「福祉用具における保険給付の在り方に関する検討会」委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。