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江戸を割る―和算とトリック・占いの不思議なつながり

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876391509
  • NDC分類 419.1
  • Cコード C1041

内容説明

和算文化は「割り算」の発達史でもあるという。答の姿が多彩な割り算が江戸人に受け入れられ、どう進歩してきたか、トリック・占い、さらに日常生活に結びつけ楽しんだか、事例・計算例も入れ、物語数学の世界の魅力を語る。

目次

第1章 計算という物語
第2章 算木が告げる未来
第3章 そろばんで割る
第4章 塵劫記スタイル
第5章 あざむくための整理
第6章 かならずあたる占い
第7章 数学は図解をこえて
第8章 余りのない占い

著者等紹介

西田知己[ニシダトモミ]
1962年鹿児島県に生まれる。1993年上智大学大学院文学研究科史学専攻・博士後期課程単位取得退学。現在、上智大学公開講座講師、清泉女子大学ラファエラ・アカデミア講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hazama

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割り算に注目した和算入門書。「商」と「解」の違いや、何時から「余り」より「商」が重要視されるようになったのか、とか。本文はみっちりで図版多めなページ構成が非常に読みやすい。2、3冊目に読むと丁度良いと思われ。2010/08/31

わ!

0
昔「江戸を斬る」という時代劇があったが、このタイトルはおそらく、そのパロディ。面白いのは、タイトル通り、和算での割り算を中心に話が進んでゆく。確かに、現代のように小数点があるわけでなく、また分数表記があるわけでない、江戸時代の和算。果たして皆は、どの様にして割り算を行っていたのか?それがこの本のメインテーマ。この和算の割り算の話の中で、占い(易)のはなしやら、算数手品のような話がたくさん出てきて面白い。しかしなんといってもこの本の中で秀逸なのは、割り算からの江戸時代の日本人心を読み取る所である。2012/07/02

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