江戸のミリオンセラー『塵劫記』の魅力―吉田光由の発想

江戸のミリオンセラー『塵劫記』の魅力―吉田光由の発想

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876391202
  • NDC分類 419.1
  • Cコード C1040

内容説明

吉田光由の著した『塵劫記』は、数学書でありながら、十返舎一九、井原西鶴も遠く及ばないほど、江戸時代の人々に愛読・愛用され、一家に一冊はあるほど普及した。江戸の人々を引きつけた内容的魅力、発想のすばらしさを興味深く語る。巻末に初版本の原著印影掲載。

目次

1章 吉田光由の誕生
2章 画期的な和算書『塵劫記』二十六条本
3章 『塵劫記』の改訂、五巻本として作り直す
4章 寛永八年に『塵劫記』を作り直す
5章 光由、寛永十一年普及版を刊行する
6章 光由、九州に招かれる
7章 光由、京に戻り遺題本を作る
8章 光由の角倉一族としての仕事

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hazama

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「塵劫記」著者の吉田光由が角倉一族であることに視点を置いている。他の算学書との関連も少し多めに記述され、歴史的な方面の興味を満たす。文章の行きつ戻りつや繰返しが多いのが気になる。2010/08/22

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