目次
第1章 中国古典の分類法―漢書芸文志と四部分類
第2章 易(周易・易経)
第3章 書(尚書・書経)
第4章 詩(毛詩・詩経)
第5章 礼(儀禮・禮記・周禮)
第6章 春秋(公羊伝・穀梁伝・左氏伝)
著者等紹介
野間文史[ノマフミチカ]
1948年愛媛県生まれ。広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛燕
1
テキストの由来とかも平易に解説してくれているので初学者には本当に便利。2016/01/03
さとうしん
0
平成の出典が偽古文の大禹謨であることについて前々から疑問に思っていたが、本書によると宋学では重要視される篇であるらしい。また第6章のコラムで『論語』に言及される管仲・晏嬰・子産ら賢人の具体的な事績は『春秋』には見えず、孔子は彼らの事績をどこから知ったのか、孔子の時に既に『左伝』のような文献があったのではないかという指摘も面白い。ただ、第2章で言及される易字の字源については、取っ手のある酒杯に酒を注ぐ(あるいは酒杯から酒を注ぐ)形を象っているというのが通説だが…2014/04/23