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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyena_no_papa
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中国において書籍の印刷がどのように始まり、どのように発展してきたかを解説した本。陳国慶著/沢谷昭次訳。版本の歴史や知っておくべき用語などを詳説。専門の学者の論文などを読む際に、中縫や魚鼻・魚尾などの用語が出てくるが、その解説も。今われわれが用いている『三国志』は百衲本であるが、それについての解説も。また、漢籍に触れる際の基礎知識でもある忌諱欠画も実例を挙げて紹介。文字の異体、古体、簡体についても触れてあり「宋版の書物の中にも文字の誤った部分が少なくないことが知られよう」という。適宜貴重な図版も挿入する。
うな坊
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また借りる。いい本。研文出版万歳2013/01/09