内容説明
時間の流れや質量は絶対か?―本書では、難解といわれるアインシュタインの「特殊相対性理論」および「一般相対性理論」の考え方を、やさしくわかりやすい論理で説き明かしていく。そして現代物理学の基礎を築き、偉大な業績を残したアインシュタインの伝記とともに、宇宙の謎に挑みつづけた多くの科学者たちの歴史をも紹介する。真理はつねに常識を超えてあることを教えてくれるこの本は、科学および物理学の絶好の入門書となっている。
目次
1 ふしぎな国のアインシユタイン―特殊相対性理論入門(光は魔物;きみの日記がシリウスにある!;「どこで見ているか」が問題だ;龍宮時間と故郷時間のちがい ほか)
2 アインシュタイン、宇宙に旅立つ―一般相対性理論入門(星座を考えた人はだれ?;ギリシア版の地動説;ブラックホールの不思議;相対論的宇宙論 ほか)
3 来たるべくして来た人―アインシュタイン伝(不良品のコンパス;三歳になってもしゃべれない子;バイオリンより質問がすき ほか)