内容説明
悩み、苦しみ、つまずき…。ひとつひとつの経験を糧にした著者が示すひと筋の光明。心のカウンセリング。
目次
第1章 宗教について―批判と肯定
第2章 奄の世、那覇の世、大和の世
第3章 図書館の窓、私の窓
感想・レビュー
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がんぞ
2
著者は徳之島出身、奄美諸島の本土復帰は昭和28年/独特の文化、敗戦の悲哀を経験した/農業高校を卒業したが青年期の苦悩を救ってくれたのは天理教布教師だった/学資の関係で短期大学、天理短期大学で中山みきの伝記を熟読「神はよくわからないが中山みきは信じられる」神の存在は「在ると言えば在る、無いと言えば無い。願う心の誠から見え来る利益が神の姿や」現世利益とも取れるが、高度な宗教心とも思える/宜保愛子は一貫して倫理に悖るなと説いている/親鸞の「悪人正機」に感銘/「若い人には安易に入信するなと言いたい」S学会警戒か2019/06/27