出版社内容情報
フィリピノ語会話の公式ともいえる、日常生活のさまざまな場面で用いられる「決まり文句」600を、機能別・場面別に覚えやすくまとめました。例文とともに、重要な文法事項をできるだけわかりやすく解説し、読者の理解を深めるようにしました。フィリピノ語を話すうえで必要な会話の基本表現が、効率よく無理なく身につきま
《はじめに》
同じ島国であり、アジアの隣国であるフィリピンと日本の交流は年々その度合いを深めています。
フィリピン国民の多くは英語が話せるので、日常会話などは英語で間に合うとも言えますが、フィリピン人との真のおつき合いは、フィリピン憲法で国語に定められ、かつ街角などいたるところで、その使用頻度が極めて高まっているフィリピノ語を話すことによって始まると思います。
この会話集には会話内容、文法説明などにおいて、まだまだ不完全な面も多々あるとは思いますが、本書が皆様のフィリピノ語の学習、そして日比友好関係および両国民の相互理解の増進の一助となれば幸甚です。
この本を作成するにあたって大変お世話になった、早稲田大学のDr.カーティス・マックファーランド夫妻、ベニート・パチェコ氏、その他多くのフィリピンの友人達に、また、本書の出版の機会を与えてくださった(株)語研編集部長の奥村民夫氏と、編集からテープ収録に至るまで懇切丁寧にご指導くださった山口貴久枝さんに心から感謝の意を表します。
1990年10月
著者