出版社内容情報
中国語圏の人々や企業との交流が盛んになっています。それに伴い、プライベートの場面でもビジネスの場面でも、コミュニケーションの手段として、中国語のレターやファックス、Eメールなどの往来もどんどん盛んになっています。つまりは、「中国語で文書を書くこと」の必要性が増加する一方であるということです。
文書は“人と人の心をつなぐ大切なツール”です。また、レターでもファックスでもEメールでも、受け取った相手は自分のペースで読むことができるのですから、相手の時間を無駄にしないという心遣いのできるツールなのです。交渉の正確性を高めるというメリットもあります。これからは、聴く・話すだけではなく、「文書を書くスキル」も重要になってくるでしょう。
ところが、中国語には口語と書語という違いがありますので、特にビジネスの場面での文書など、難しいのではと戸惑う気持ちも大きいのではないでしょうか。
そこで本書をご活用いただければと思います。本書は、「契約・発注」などのビジネス上の文書から、お礼や年賀状などの日常に欠かせない文書に至るまで、さまざまな場面を想定して、使用頻度の高い文例をまとめた表現集です。これらの文例を基本に、ま