出版社内容情報
初めての受験にも、リピート受験にも役立つ受験用Tipsを満載。「正答数を20問増やして、スコアを100点アップする」体験的攻略法の学習書です。頻出語彙500語を覚え、英文法を読むスピードを上げるなどで、英語の基礎体力をつけ、出題パターンや、ポイントから出題傾向を把握し、解答法やスピード対策などから合理的な受験ストラテジーを身につける、目標スコア500-800点に対応の学習書です。
Week1
Day1 PartⅠ 人物写真の対策
Day2 PartⅡ Yes/No疑問文の対策
Day3 PartⅢ 人物・行動を問う問題の対策
Day4 PartⅣ アナウンスメント問題の対策
Day5 PartⅤ 語彙問題の対策
Day6 PartⅥ 品詞・数・代名詞の対策
Day7 PartⅦ アナウンスメント問題の対策
Week2
Day1 PartⅠ 物体写真の対策
Day2 PartⅡ 疑問詞疑問文の対策
Day3 PartⅢ 話題・場所を問う問題の対策
Day4 PartⅣ スピーチ問題の対策
Day5 PartⅤ 文法問題の対策
Day6 PartⅥ 動詞・時制・形容詞の対策
Day7 PartⅦ ビジネス文書問題の対策
Week3
Day1 PartⅠ 風景写真の対策
Day2 PartⅡ ひっかけ疑問文の対策
Day3 PartⅢ 理由・方法を問う問題の対策
Day4 PartⅣ 広告文問題の対策
Day5 PartⅤ 文法問題の対策
Day6 PartⅥ 語順・語の過不足・前置詞の対策
Day7 PartⅦ 広告文問題の対策
すべては1通の手紙から始まりました。それは、「TOEICの対策書の執筆依頼をしたいので、一度会ってほしい」旨の執筆依頼状でした。電話やFAXでの依頼が増えている今日、きちんとまず書面にて依頼するという姿勢に感心しながらも、私自身すでにTOEIC関連の参考書を何冊か執筆していることもあり、また、世に類書があふれるほどに出版されている現状を考えて、実は、お会いしてお断りしようと思っていました。
初めて会ったその人が差し出した名刺には奥村民夫とあり、そのときが本書の生みの親とも言うべき奥村氏との出会いでした。執筆を断ろうと思っていた私に対して、その柔和な表情で企画をたんたんと説明していく彼の話を聞いているうちに、これはいけるかも知れないと思うようになりました。なぜなら、本書の企画は、最初から奥村氏が作りたかった構成案に基づいていたので非常に説得力があり、本書の特徴である「3週間で弱点を克服できる」という企画趣旨に沿って、3週間分の内容構成がその段階で具体的に記されていたからです。
どうして、こんなに具体的に21にもおよぶ項目設定ができたのかは、その後の奥村氏との付き合いのなかでわかってきました。彼は、何回かTOEICを自分で受