内容説明
自宅を終末の場にするための条件。療養型病床をなくすなら、施設が終末ケアを。後期高齢者医療制度の決定的なミス。自立のための住みやすいバリアフリー住宅。老人が必要とするモノを製造、販売せよ。過疎地に大都市の老人施設を造れ。
目次
第1章 必要とされる医療、介護とは何か(寝たきりにして放り出す病院;入所者の選別をする老人施設;六十四歳以下の悲劇 ほか)
第2章 自立のための住みやすいバリアフリー住宅とは(体に悪い住環境;バリアフリーのむずかしさ;バリアフリー住宅を造るときに重視したこと)
第3章 老人が自立した生活を送れる社会をめざせ(若者と老人との身体感覚の違い;老人が必要とするモノを製造、販売せよ;生活習慣病予防と経済活動との矛盾 ほか)
著者等紹介
安田千恵子[ヤスダチエコ]
社会評論家。1934年東京に生まれる。青山学院大学文学部英米文学科卒業。運輸省通訳案内業(ガイド)免許を持つ国際派。旧安田財閥一族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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