内容説明
『マハバーラト』は、真理の王ユディシティルを盟主と仰ぐパンダウ軍と強欲非道のドルヨダンを旗頭にかつぐゴウラウ軍が、古代インドを二分して戦った大戦争を機軸とする物語であり、世界最大の長編叙事詩である。
著者等紹介
池田運[イケダハコブ]
1928年、熊本生まれ。熊本県立中学済々黌(旧制)卒業後、家業の農家を手伝う。その後、地元の町役場に勤めるが、1956年、27歳の時、「日印土の会」の派遣で渡印。ガンジー主義思想に基づく農村開発運動・サルボーダヤに参加。この時、ビノバ・バーベ氏やJP・ナラヤン氏など、インドの要人と出会う。1961年、一時帰国、翌年再渡印。オリッサ州サンバルプール県にある日印両国政府提携の模範農場に勤務。1965年に帰国、「ガンジー自叙伝」「ツルシダース・ラーマヤン」「マハバーラト」など、ヒンディ文学の翻訳に取り組む。また、インド要人来日の際の通訳のサポートに携るなど日印の友好のために広く活動。「新宿中村屋」を開くかたわら、慶應義塾大学文学部を卒業。1988年「新宿中村屋」を閉め、以降、ヒンディ文学の翻訳に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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