内容説明
主人公中塚健太は父の出征中に生まれ、疎開先の上州館林で幼年期を過ごす。戦後、東京深川に引っ越し、復興の中を逞しく生きる。父親太市は大工、母親を小学校3年生の時に亡くし、継母が連れてきた3人の子どもと計8人家族となる。健太の生き方をあなたの少年時代と重ねて何を感じるだろうか。
著者等紹介
大塚いさお[オオツカイサオ]
本名:大塚功。1942年11月東京都文京区に生まれる。1958年3月東京都江東区立深川第四中学校卒業。1966年3月中央大学商学部卒業。1961年4月コスモ石油(旧大協石油)入社。1967年7月家業の工務店を引き継ぐ。1973年4月父の死により株式会社大塚工務店に改組して社長に就任。1987年4月東京都江東区区議会議員に当選、以後3期12年間務める。1998年11月会社の自己破産を地裁に申請して倒産。1999年1月タクシー運転手になり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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