出版社内容情報
坂崎重盛[サカザキシゲモリ]
著・文・その他
内容説明
読み、歩き、観察し、表現する。幻視する、想像する、体験する、そして執拗なまでに記録する。この、異常とも思える好奇心旺盛なる文化人類学者的文学者の深層を訪ねる。
目次
“理系感覚”という一本の補助線を引く
軽視されてきた荷風俳句に言及の二人
江戸の漢文、漢詩は歳時記あり名所案内あり
庭箒の“独占使用権”を主張した二人の庭癖
荷風や柳田國男に愛読された『林園月令』がなぜか…
江戸末期は大名から庶民に至るまでの大園芸ブーム
知る人ぞ知る“好色閨中写真技師”荷風散人
荷風俳句の評価に強力な助っ人現わる
日夏耿之介と加藤郁乎が荷風俳句評価の狼火をあげる
芭蕉一辺倒では江戸俳諧の再評価は不可能〔ほか〕
著者等紹介
坂崎重盛[サカザキシゲモリ]
1942年東京生まれ。千葉大学で造園学・風景計画学を専攻。横浜市計画局に勤務。退職後、編集者、エッセイストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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