内容説明
高度経済成長期のド真ん中にあるバングラディシュで「貧困層」と呼ばれる彼らと共に電車の屋根に乗って旅をした一年半の記録。
著者等紹介
松本時代[マツモトジダイ]
写真家。1983年9月29日生。和歌山県和歌山市出身。京都造形芸術大学情報デザイン学科卒。大学在学中は写真家鈴鹿芳康の元で写真を学ぶ。卒業後スタジオバックを経てフリー。2017年から世界中を放浪しながら写真作品を撮り始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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書の旅人
3
やっているのは、決して許されないこと…ですが、迸る様な生きている力を感じます。2022/04/28
工藤俊悟
1
●近寄ってはいけないと親に何度も注意された浮浪者や、街で有名な変なおじさんおばさんなどに抵抗がない●まさか、僕に浴びせられた罵声に、僕はギクリとした「そうだ!お前は旅行者だろ!施してあげろ!」●バングラディッシュでは、人が一人や二人振り落とされたくらいで、電車は止まらない○だからあの日、駅のホームで煤に汚れたマツモトさんを偶然見かけたとき、私はあの日々の行いが返ってきたのだとすぐに理解しましたよ。あなたに会えた運命は、私の日々が間違ってなかったという証明でもあるのです。マツモトさん、あなたに会えてよかった2022/07/25
kaz
1
最貧国というイメージの強いバングラディシュでは、さほど珍しくもない風景なのかも。図書館の内容紹介は『僕たちは振り落とされないよう、身を寄せ合いながら、未来へと進む旅をしたのだ-。高度経済成長期のど真ん中にあるバングラデシュで、「貧困層」と呼ばれる人々とともに、電車の屋根に乗って旅をした、1年半の記録』。 2022/06/20