内容説明
樹木希林さんの本棚に残った最後の“100冊”を初公開!―自筆の雑記帳も。
目次
『宿福の梅ばなし』乗松祥子
『梅原猛の授業 仏教』梅原猛
『洟をたらした神』吉野せい
『石橋秀野の一〇〇句を読む』―俳句と生涯 山本安見子著 宇多喜代子監修
『大遺言書』語り森繁久彌 文久世光彦
『仏教の大意』鈴木大拙
『禅とジブリ』鈴木敏夫
『ホイヴェルス神父日本人への贈り物』土居健郎 森田明編
『神(サムシング・グレート)と見えない世界』矢作直樹 村上和雄
『釈迦御一代記図会』文章山田意斎 現代語訳沢道子〔ほか〕
著者等紹介
椎根和[シイネヤマト]
1942年2月9日福島県生まれ。早稲田大学卒業。作家。「婦人生活」「平凡パンチ」「anan」編集部勤務、「週刊平凡」「popeye」編集長、「日刊ゲンダイ」「Hanako」「Olive」「COMICアレ!」「relax」などの創刊編集長として一貫して編集畑を歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
23
樹木希林さんは蔵書を1冊増やすごとに1冊誰かに贈り、一定数にしていたという。本書は亡くなった時の蔵書の紹介です。宗教などの死生観の本や内田裕也、内田也哉子など家族が関わった本が目に付く。小説は少なめ、自分が選ばない本が多く新鮮だった。2020/11/28
ツバメマン★こち亀読破中
18
樹木希林は、蔵書数の上限を100冊と決めていたそう。人生を終え、最後に残された100冊(のうちの98冊)を紹介。演劇や文学はもちろんですが、仏教関連の本も多い。病魔に侵され、迫りくる“死”。彼女は“本”というものに何を求めたのでしょうか…?僕も蔵書は100冊だけにしたい、そして、まずはこの本を100冊の中に入れたいと思います!…でも、“こち亀”だけで200冊あるからなぁ(笑)2022/04/02
チェアー
9
彼女は100冊の本しか手元に置かないと知って、どんな本なのか知りたくて読んだ。 かなりの割合が、知り合い、自分が対談など登場、推薦した、家族が関係している、という本。 その他は宗教と言葉が多かった。常に目は内側に向いている、という感じ。 あとがきで遺族の意向を押し切って出版した経緯が書かれていて、結局この本も彼女を消費した本じゃないのかと思ってしまう。2020/10/15
K
3
(20200425,778.21)新着。でも予約なし。また、死後のタケノコのようにでてきた希林本か・・と思ったら、そういうことが後書きに書いてある。自虐ですか?私が子供なら、亡き母を本文中のように呼び捨てにされたくはないわな・ちょっとこの著者何者よと思ったら、福島に関するトンデモ本書いてるみたいで、「やっぱり」感。人の不幸や死を食い物にするなと言いたいね。直筆もモックンに「読むだけですよ」って言われたのに載せてるしね。もうそういう出版方法やめたらどうかね。品がない。内容以前の問題。2020/06/06
こすもす
2
樹木希林さんの蔵書100冊、一冊増えたら一冊人にあげたりして100冊を越えないようにしたそうだ。 是枝監督の「歩いても歩いても」とドリアン助川さんの「あん」は大好きな映画だ。希林さんでなければ作れなかった映画だと思う。兎に角、樹木希林さんは色々な意味でたまげた女性(女優)だと思う。2023/02/28
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