内容説明
日本人は、文字に何を託してきたのか。日本語の文字文化の未来に向けて、ネット、スマホの時代に、あらためて手で文字を書くことの根源的な意味を問う。
目次
1 日本の金石文(序;道の幸;彼の岸へ;暦;銘―序を并す;初唐の風;心の準備;狩谷〓(えき)斎
連歌師の眼
しのぶ
碑の抱一
法隆寺
仮名の往く道
伝達と筆法)
2 書く―もう一つの意味
著者等紹介
財前謙[ザイゼンケン]
1963年、大分県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2009年、第一回「墨」評論賞大賞を受賞。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院講師、放送大学講師、大東文化大学書道研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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