目次
序 創作的便秘を治療します(狂気の旅へようこそ)
第1講 シナリオの基礎(シナリオは「必要」から生まれる;ストーリーを語るだけがシナリオではない ほか)
第2講 「型」から見る映画・シナリオ(映画には「型」がある;「型」を意識して、シナリオを書く ほか)
第3講 ドキュメントシナリオ・ライティング(発端編;葛藤編 ほか)
第4講 新しい映画人のために(シナリオ採用に必要な条件;書き直しは納得したうえで ほか)
著者等紹介
岸川真[キシカワシン]
1972年長崎生まれ。作家、脚本家。山口大学中退。日本映画学校卒業。現在は同校研究員。助監督、出版社勤務を経て、映画製作や執筆を行う。編集者として新藤兼人著『作劇術』(岩波書店)のインタビュアーを一年にわたり務める。11年公開予定の映画『フレッシュ!』で監督・脚本(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aoi
2
文章や物語の展開として「起承転結」がよくいわれるが、ドラマの構造は「発端・葛藤・解決」の3段階というお話が印象深い。「発端・葛藤・解決」という言葉ってどれも感情的なスピード感があって、音楽の表現付けを考える上でもおもしろい科学反応が起きそう。 2017/04/08
ゆうちょ
1
ジャンルのカタが言語化されており、非常に助かった2022/08/07
のっぽ
1
この手の本としてはわかりやすい気が。2013/09/16
あ
0
映画制作の本だったが、漫画制作の参考にもなると思って流し読み。どの物語にも型があって、それがどういう影響を今までの作品に与えてきたか考えるきっかけとなった。文中で多くの映画作品が紹介されているので、見たい映画を探すのに良いかも。流し読みなので評価は控える。暫くしたらもう一度読んでみたい。(評-/90分)2014/01/17
サイネリア
0
初めて1時間もののシナリオを書く前に読んだ。「初稿は3日で書け」というのに納得。一気に書けてはいる。ただし、推敲に時間がかけられず締切ぎりぎりに終わっているのが反省。ジャンルごとの「型」が載っていて参考になる。
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