内容説明
現代洋画壇の鬼才、佐々木豊が絵画制作方法を初公開。モチーフ選びから構図の決め方、色彩、マチエール、展覧会必勝法まで。自らの経験に基づいた実践に役立つ佐々木流絵画技法指南。
目次
第1章 人はどのようにして絵描きになるか
第2章 何を描くか
第3章 イメージの盗み方
第4章 どのように組み立てるか
第5章 色彩の喜び
第6章 絵肌の魅力
第7章 大作の描き方
第8章 特徴のある絵の描き方
第9章 絵画修業四つの「なぜ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
127
いろいろ技法書的な本を読んでみた中、この本はどちらかというと文章主体で、大学の講義を聞いているような感覚があったのが正直な印象。実技より描き方エッセイみたいな感じなので、読む人のニーズに合えば面白い場合もあるかもしれない。写真豊富な技法書に比べると、なるほどー!っと感動するようなわかりやすさはないけれど、基本的な絵画制作技法についてを知るのには良いと思ったし、最後のほうの”絵画修業4つの「なぜ」”についてはなるほどな・・と思えたので読んで損はなかったと思っている。 2014/11/30
蘇芳
2
お酒を交えながら雑談するように絵画のことをまとめたエッセイに近いかな。学校ではないかも。2017/10/12
非日常口
2
自身で泥棒と言ってしまっているが、一つの手法として順列組合の部分が絵画にはあるという話。それを過去のエピソードも交え話してくれている。2013/02/14
はやとも
1
描く意欲が湧いてくる。何を描けばよいか分からなくなった人には凄くオススメ。2008/08/01
邪馬台国
1
続編を先に予備校時代に読んだのでなんだか不思議な感覚。結構古い本だけれど、今でも通用する事ばかりな良書2010/06/25