出版社内容情報
《目次》 序文 ウイルス肝炎の現況と将来の展望 1．本邦の現況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 はじめに1 A型肝炎1 B型肝炎3 C型肝炎6 D型およびE型肝炎15 ウイルス肝炎臨床の今後の展望16 おわりに17 2．A型肝炎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 はじめに19 過去の疾患ではないA型肝炎19 高齢罹患者の増加はA型肝炎の予防にワクチンを用いる時代が きた24 まとめ26 3．B型肝炎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 はじめに28 pre-C変異株28 escape mutant31 pre-S2抗原含有HBvaccine36 おわりに36 4．C型肝炎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 はじめに39 C型肝炎における血中HCV量39 C型肝炎の発症機序40 インターフェロンの治療効果43 INF治療効果の予測因子45 まとめ49 5．劇症肝炎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 はじめに51 劇症肝炎の臨床像の近年の変遷と現状51 劇症肝炎の治療の現状と展望56 まとめ：将来の展望60 6．肝硬変・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 緒言62 肝硬変から肝癌へ63 肝硬変合併症に対する対策68 食道静脈瘤に対する対策71 さいごに77 本邦における肝移植のあり方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 はじめに79 本邦における肝疾患医療の現況と肝移植の関心79 本邦における移植医療に対する社会環境82 本邦における肝移植適応の問題88 肝臓病専門医（ことに内科・小児科）の肝移植に対する関心を高めるために90 肝移植の同意を得るにあたっての肝臓専門医のしなければならないこと92 本邦における肝移植のあり方93 現在最も望まれる肝移植施設94 肝移植の成績とこれからの課題96 肝細胞癌制圧のための戦略 1．わが国の肝癌の推移と特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99 はじめに99 死亡数の推移99 肝硬変の生存期間100 肝硬変（剖検例）における肝癌合併率の変化101 HCV関連肝癌の増加101 慢性肝炎の肝硬変・肝癌への進展104 肝癌の”原因”106 HBV陽性肝癌とHCV陽性肝癌の比較107 肝癌の併存病変107 肝硬変の病因109 肝臓の発生頻度とHCVサブタイプとの関係109 2．発癌と進展のプロセス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112 はじめに112 肝癌の早期形態112 むすび117 3．インターフェロン療法の意義と限界・・・・・・・・・・・・・・・120 はじめに120 方法120 成績121 討論126 4．早期発見のための戦略論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 はじめに129 肝細胞癌制圧のための理念129 戦略130 21世紀のHCC診断体制139 おわりに140 5．内科的治療の現況と将来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142 はじめに142 PEI療法143 カテーテル治療148 放射線療法の現況と将来152 温熱療法の現況と将来 153 免疫療法の現況と将来154 制癌剤の現況と将来154 内科的治療法の将来156 おわりに158 6．肝癌予防の対策と将来の展望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161 はじめに161 癌予防的治療法の現状162 肝癌予防治療の必要性163 肝癌予防治療の可能性164 将来の展望177 座談会 ”消化器病学の現況と将来の展望”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・谷川 久一・市田 文弘・竹本 忠良 182 「索引」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・201
