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内容説明
幻を見た人―、宮沢賢治の心の風景を描く。現代を生きる画家たちの鮮烈な詩画集。詩集『春と修羅』他より、31編を収録。
目次
『春と修羅』より
「春と修羅第二集」より
「春と修羅第三集」より
詩ノートより
詩稿補遺より
「疾中」より
補遺詩篇より
「文語詩稿」より
「東京」より
歌曲より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラムボン
11
今日9月21日は賢治の命日。図書館で『宮沢賢治没後90年』特別展示があり、そこで選んだのが「宮沢賢治絵童話集 全15巻(くもん出版)」の一冊。絵は田島征三、スズキコージなど21名が担当、バラエティに富む。月報で詩人の永瀬清子が翌年2月の故人の追悼会「モナミの会」の様子を伝える。草野心平の肝煎で高村光太郎や新美南吉らが集う。そこで弟の宮沢清六が持参した賢治の原稿が入ったトランクから小さい手帳が発見される。太い鉛筆で数ページにわたり詩らしきものが書かれていた。それが「雨ニモマケズ」だった。凄いエピソードだ。2023/09/21
のる
2
宮沢賢治の描写、造語などは、彼そのものの感性なんだろうな。化学物質または科学的なものが多く出てくるが、自然のものと組み合わせた時、それが「冷たいもの」「温かいもの」「雄大なもの」「怖いもの」など、いろいろな姿に見えてくるのがおもしろい。2013/05/21