内容説明
突然、ひとすじの光が教室を引きさいた。窓が、机が、級友たちが、ゆらりとゆれて、ざわめきが消えた。耳が、目が、どうかしたのだろうか。そう思ったとたん、輝く光の粒が、波のように、透明に消えかてけいる教室のなかにあふれた…。日常の闇に閉ざされた青山ココロは、ふいに訪れるこのきらめきの世界に、旅立ってゆく。その国の名は“サフィール”。時を止められた世界。伝説の主人公青い騎士ココロは、時をとりもどすための遍歴の旅を開始する。人生の光と闇、自己のなかに潜む“闇の一族”とも戦うために!壮大なスケールで描く冒険ファンタジー。小学上級以上むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
12
かなり昔に読んだ本。友達に誕生日祝いでプレゼントされた本だった。タイトルに何か惹かれた記憶がある。サフィールというので期待して読んだけれど……正直あまり記憶にないということは?そういうことか?
やぎ
5
重く冗長な物語。同じ流れにうんざり、アルバライン万能すぎ。子どものころに読んでいたら、もっと入り込めたのかもしれません。誰もわかってくれない。誰にも話せない、頼れない。ココロのそんな思いを、私も抱いていたから。だれでもその人の人生のなかで主人公、闇は永遠ではない、案じている大人がいる。あのころなら、ありきたりな言葉が並ぶあとがきをきっと嘘くさく感じただろうな。でも今なら少しはわかります。確かに闇は永遠ではない。けれどそこから抜け出すのは自分。とどまるのも自分ですね。2014/09/04
t
1
子供の頃に読んだ時も、大人になって再読しても、やはりこの物語には感動する。2012/02/21
Masa Kane
0
読書感想文でこの本の感想読んで、それで読んだ思い出。うん十年前。また読みたい。
十夜
0
初読は小学生の時。
-
- 電子書籍
- 図解でわかる! 今あるがんが消えていく…