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内容説明
アイヌ民族を研究するため、北海道にわたった米村喜男衛は、網走の地で、おもいもかけぬ貝塚を発見した。かつて北のはての地に、まぼろしの民がすんでいたことのあかしを見つけたのだった。その後、貝塚とまぼろしの民に、“モヨロ”と名づけた喜男衛は、家業の理髪店をいとなみながら、郷土博物館をたて、この文化遺産をまもるため、弧軍奮闘したのだった。
目次
序章 まぼろしを見る人
ひとりぼっちの修業時代
幸運と熱中の日び
郷土の発展をねがって
戦争とモヨロ貝塚
モヨロのチャチャ