内容説明
上演時間は9時間、だが一切退屈しない。ぴっかぴっかのギリシャ劇10本を、最高のスピードでぶっとばす!戦争、財産と女の略奪、殺人、夫殺し、母親殺し。罪と罰、そして償い。紀元前の話にもかかわらず、スリルとサスペンスに溢れ、強烈で新鮮。儀式的な枠を打ち破った画期的な上演スタイルで大反響を巻き起こした超話題作、完全新訳で登場。
目次
第1部 戦争(プロローグとアウリスのイピゲネイア―エウリピデス原作;アキレウス―ホメロス原作;トロイアの女たち―エウリピデス原作)
第2部 殺人(ヘカベ―エウリピデス原作;アガメムノン―アイスキュロス原作;エレクトラ―ソフォクレス原作)
第3部 神々(ヘレネ―エウリピデス原作;オレステス―エウリピデス原作;アンドロマケ―エウリピデス原作;タウリケのイピゲネイア―エウリピデス原作)
著者等紹介
バートン,ジョン[Barton,John]
英国ロイヤル・シェイクスピア劇団(RSC)の演出家。「じゃじゃ馬ならし」をはじめ数多くのシェイクスピア作品を演出している。RSC日本公演ではバートン演出の「十二夜」と「オセロ」「ホロウ・クラウン」が上演された。「バラ戦争」「ペロポネソス戦争」「汝、王たりし時」「グリークス」が示すように、古典作品を再構成し、現代の生命を吹き込む手腕にかけては並ぶ者がいない。2000年10月には、米国デンバーで、やはりギリシャ悲劇を新たにまとめた超大作「タンタラス」が上演される
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感想・レビュー
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nightowl
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sugsyu
nightowl