目次
序―他者の歴史化に向けて
『グレート・ギャツビー』に見る連帯―ニューヨークの都市空間と人々
ハーレム・ルネサンス・シスターフッド―ジェシー・レドモン・フォーセット『プラムバン』における女性の連帯
都市の渇き、あるいはラルフ・エリスンの『見えない人間』における不定形な働きについて
「時間の外にある都市」―『山にのぼりて告げよ』におけるハーレムと教会
彼らは何を待ち続けていたのか―『アシスタント』における連帯の意味を問う
分断の時代における連帯という逆説―エイズ禍とアメリカ演劇
連帯の諸相―ドン・デリーロの『マオ2』におけるモノフォニーとポリフォニー
「都市生活は街路生活」―『ジャズ』における「シティ」と街路
『リザベーション・ブルース』における文化収奪
巨大都市NY、幻想の連帯―アヤド・アクタールの『ディスグレイスト』における他者化する自己との遭遇
著者等紹介
藤野功一[フジノコウイチ]
西南学院大学教授。早稲田大学大学院修士課程修了(1997)、Indiana University of Pennsylvania,Ph.D.(2015)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- やさしい「短歌の読詠」