目次
第1章 アメリカ映画にみる黒人たち
第2章 フィルム・ノワールに描かれた女性たち
第3章 アメリカの犯罪映画と陰の社会
第4章 アメリカのウエスターンが映し出す時代
第5章 アメリカのSF映画はこうして始まった
第6章 バンパイア映画の変遷
第7章 移りゆくアメリカのミュージカル映画
著者等紹介
曽根田憲三[ソネダケンゾウ]
立教大学大学院修了。現在、相模女子大学教授、中央大学兼任講師。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)客員研究員(1994、1997、2000)。映画英語アカデミー学会会長、アメリカ映画文化学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルナティック
3
視点は良いと思います。アメリカが抱える諸問題、または娯楽等々を映画から読み取るって視点は。だから、読んでいてもフムって感じがするナイスな本。しかし!各テーマを昔~と見ていくので、取り上げる映画が・・・古い(ゴメン)。また日本未公開映画が英語タイトルは仕方ないが、引用するセリフも英語表記邦訳無しってどうよ?読み手は、英語分かる方限定ですか?それとも、訳せと?と、読み手に優しくない本と、言っちゃいましょう。内容が良いだけに、とても残念です。これじゃ、「読んで~」と勧める方は、限られてしまう・・・のでは?2015/04/20
Gen Kato
1
人種問題、フィルムノワール、ギャング、吸血鬼と、さまざまな分野の作品からアメリカ社会の変遷を読みとる一冊。中でも圧巻なのはミュージカルの章。英語の台詞の勉強にもなります。口絵写真の名場面集も嬉しい。2016/04/22