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京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かごむし
21
二度の世界大戦、冷戦、そして現代へ。世界史は古きを訪ねるのではなく、現代の根っこを探る学問であった。歴史を学ぶと、きら星のような英雄の登場がある。しかし、その時代の底流にある、民衆の欲望、願望を理解せずに、個人の業績などはかれない。巨大な社会の前では個人の才覚など無に等しく、仕方がないこと、というのは思ったよりも多いのだと知る。それでも時代を変えることができたのはそこにいる人間であり、仕方がないことを越えて、人間の文明は発展したのだと思う。人間という存在に全方位から光を当てた本。繰り返し読みたいと思った。2018/02/26
ゆうきなかもと
12
やったー!読み終えたー!本シリーズは、世界史を通史として一気に読めて、面白くわかりやすいことで有名だが、コラム的な部分にも面白い話が多い。例えば本書346ページの「チーキー=ワトソンのはなし」は特に印象に残った。《「私の子供たちは、いずれ学校でマンデラのことを学ぶでしょう。すると私にこう質問するはずです。『マンデラが闘っていたとき、お父さんは何をしていたの?』私はこう答えるでしょう、『お父さんも闘っていたんだよ』」本書は、子供に胸の張れる父としての生き方も学べるのだ。まあオレ子供いないけど…2015/12/01
ゆうきなかもと
7
再読 1919年まで ロシア革命~戦時共産主義らへんまで読んだ。やはり分かりやすい。2017/04/29
takeのすけ
5
高校生向けの世界史の参考書。まともに勉強せずに社会人になってしまった人間なので、一般教養を学ぶつもりで読みました。本書は話の脱線がおもしろい。要所でおすすめの映画紹介があります。サウンド・オブ・ミュージック。インビクタス。ホテル・ルワンダ。高地戦。他にも色々。考えてみたらエンタメであっても社会背景を知っていた方が楽しめますもんね。本筋も分かりやすかったし良書だと思います。2021/01/02
Mishina Takayuki
3
読了。世界史が見える授業でした。地図がもっとあると良かった。2019/02/11
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