内容説明
IT文明のルーツって何?そんな疑問にこたえる分かりやすい好著が邦訳された。ライプニッツ、ブール、ゲーデル、テューリング…。論理の巨人たちの肉声を聴いているうちに、いつしかコンピュータ大宇宙の中に引き込まれていく。
目次
第1章 ライプニッツの夢
第2章 論理を代数に変えたブール
第3章 フレーゲ―画期的論考からの絶望の淵へ
第4章 カントールと無限という回り道
第5章 ヒルベルトと数学の救済
第6章 予想を覆したゲーデル
第7章 テューリングの汎用コンピュータ
第8章 最初の普遍コンピュータの製造
第9章 ライプニッツの夢を超えて
著者等紹介
ディヴィス,マーティン[ディヴィス,マーティン][Davis,Martin]
ニューヨーク大学クーラント数理科学研究所名誉教授、カリフォルニア大学バークレー校客員教授。ニューヨーク大学でエミール・ポストに学び、プリンストン大学でアロンゾ・チャーチの元で1951年に博士号を取得した。ディヴィスは、プリンストン高等研究所の研究員としてクルト・ゲーデルやクロード・シャノンなど、20世紀を代表する論理学者に学ぶ機会をもった。ジョン・フォン・ノイマンとハーマン・ゴールドスタインが設計したプリンストン高等研究所のIASコンピュータで、数学的証明を導く史上初のプログラムを記述した人物としても知られている。現在、カリフォルニア州バークレー在住
岩山知三郎[イワヤマトモサブロウ]
1954年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞社の米国特派員、ニューヨーク支局長などを経て、1996年より月刊コンピュートピア編集人
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感想・レビュー
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