こぶし文庫 戦後日本思想の原点
増補 農業問題序論 (増補)

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875592945
  • NDC分類 611
  • Cコード C1030

内容説明

後進国・日本の資本主義はいかなる特殊性を刻印されたのか。宇野理論の核心をなす三段階論は、『資本論』の体系的再構成を通じてここに誕生した。現代日本のナショナリズム台頭のただ中で日本資本主義論争をあらためて問い直す。

目次

1 農業問題序論
2 資本主義の成立と農村分解の過程
3 「封建論争」再燃について
4 わが国農村の封建性
5 いわゆる経済外強制について
6 地租改正の土地制度
7 秩禄処分について
8 日本資本主義の特殊構造と農業問題
付録 社会党の関税論

著者等紹介

宇野弘蔵[ウノコウゾウ]
1897‐1977。岡山県生まれ。1921年東京帝国大学経済学部を卒業。大原社会問題研究所嘱託を経て1924年東北帝国大学助教授。1938年人民戦線事件に連座して検挙される。1941年日本貿易研究所、1944年三菱経済研究所に勤務。戦後、1947年東京帝国大学教授、1949年東京大学社会科学研究所所長、1958年法政大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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