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内容説明
魂を揺さぶる道化師たちの至高の芸、酷寒のシベリア最果ての地のサーカス団、韓国の“人間国宝”綱渡り芸人、生き物さながらに縄がするすると天へと昇る謎に満ちた「インディアン・ロープ」、革命前のロシアに渡った日本人サーカス団の運命―世界中のおもしろ芸人を捜し当て、日本に呼び、そして日本列島北から南へのどさ回り…「サーカスのセールスマン」の抱腹絶倒のサーカス漂流記。
目次
私のサーカス事始め
象との危険な旅
サーカスのセールスマン
サーカス行脚の旅
素晴らしきクラウン(道化師)の世界
サーカスと革命
海を渡ったサーカス芸人―沢田豊
嘘つき萬里行状記
サーカス三兄弟
国境を超える綱渡り
インディアンロープの謎
桃太郎イリュージョン
極北のサーカス団
ボリショイ・サーカス誕生秘話と呼び屋の東大
海を渡ったサーカス芸人―シマダファミリーの運命
サーカス学誕生
著者等紹介
大島幹雄[オオシマミキオ]
1953年宮城県石巻市生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。在学中にメイエルホリドを研究。ソ連・東欧などのアーティストを招聘する会社を経て、アフタークラウディカンパニー(ACC)に勤務。イベントや公演をプロモートし、日本各地のテーマパークに海外のサーカス団を招く。また「石巻若宮丸漂流民の会」の事務局長をつとめるなど多彩な活動で知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デコボコ
2
数十年海外サーカスのエージェントをしてきた著者のエッセイ集。全然知らない世界の話でどれも新鮮だった。 サーカスって1日300万円かかるんだなあとか。ゾウの運搬手段や管理場所、熊の餌etc、地味な所が大変すぎる、とか。一番凄かったのはサーカスレストランのスタッフ集めで、ネットもない時代に優秀な道化師を求め世界を巡るその旅は壮絶。 サーカス学とかはもっと深く知りたいなとは思った。2013/06/25
gontoshi
1
サーカスに関わって生きた人達の本です。 大道芸を見に行ってみたいという気にさせてくれます2019/03/16
あら/yoshi ara
0
著者の経歴本であるが、そこに登場人物の魅力的なこと。サーカスの持つ絆。ミステリー小説のようなラスト。オススメ!2013/05/23
rico
0
市立図書館で借りて読みました。「ボリショイ」サーカスというのが日本で命名されたとは知りませんでした。とても良い本でした。2013/04/27