黒田寛一初期論稿集〈第6巻〉人間と文学―芸術・表現論の探求

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875592716
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C1310

内容説明

人間を哲学はどのように把握し文学はどのように表現するか。辻哲夫・玉川信明両氏との交流を基礎に、ルカーチ・蔵原惟人の文学芸術理論に立ち向かい、マルクス主義芸術理論を探求。

目次

辻哲夫・玉川信明両君へ
哲学・人間・文学
文芸批評の混乱の意味するもの
芸術理論の当面する課題―「社会主義リアリズム研究会」を傍聴して
国民文学論の前進のために―一局外者の立場から
文学における統一戦線について
クラハラ芸術理論批判
芸術はどこへゆく―小田切秀雄さんへ
マルクス主義リアリズム論―その序説の序説
本ものか偽ものか―文学上部構造論争によせて
マルクス主義芸術論の盲点
前進か破綻か―文学上部構造論争によせて
認識・表現・享受

著者等紹介

黒田寛一[クロダカンイチ]
1927年埼玉県秩父町に生まれる。東京高等学校理科乙類中退。1952年に『ヘーゲルとマルクス』(理論社)を処女出版。1956年のハンガリー労働者蜂起にたいするソ連軍の弾圧を弾劾し、反スターリン主義運動を創造。1996年まで日本革命的共産主義者同盟全国委員会議長。2006年6月26日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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